現在、解答用紙の両面印刷に対応したバージョンを作成中です。
記述問題が多い、80~100問程度問題が作りたいなどといった場合に有効です。
上記のような場合、表面に全て印刷するとかなり狭い解答欄になってしまい、生徒から不評でした。
解答用紙を2枚印刷するというのも配布、回収が煩雑になり、1枚目と2枚目の区別が付きにくいなどの問題があります。
そこで、OGSSを両面印刷に対応させることでこれらの問題を解決することにしました。
ユーザーは通常通り印刷機で両面印刷を行います(プリントの両面印刷と同じです)。
テスト回収後、スキャンの設定で【両面スキャン】を選択します。
その後の流れは基本今までと同じです。
出力されるCSVファイルには表面の続きに裏面の情報が結合されて、1つのファイルとして出力されます。
採点用エクセルファイルに通常通り読み込ませれば、採点されます。
簡単な内部処理としては
大抵のスキャナーは特別な設定をしなければ、
1枚目表面→1枚目の画像
1枚目裏面→2枚目の画像
2枚目表面→3枚目の画像
2枚目裏面→4枚目の画像
3枚目表面→5枚目の画像
・ ・
・ ・
といった具合にスキャンしていくはずです。
スキャンした画像を表面も裏面も関係なく、クラスのフォルダに入れて下さい(40名のクラスなら80枚の画像になります)。
OGSSの方が、奇数枚目を表面の設定で読み取り、偶数枚を裏面の設定で読み取るといったことを行います。
また、表面と裏面の様式が異なっていても問題ありません。
次の期末テストで実験的に利用してみようと思っています。